離婚協議書とは、離婚の際に当事者お二人で定める約束の契約書(証拠)です。
慰謝料や養育費、不動産の権利、現金預金の分配、親権者・監護権者の定めなど、離婚の際に2人で定める約束はたくさんあります。
大事な約束だからこそ、契約書という証拠を残すのです。
離婚協議書を作る目的は、約束を守ってもらうためです。
この『約束を守る』とは、いろんな意味があります。
たとえば、養育費の額をしっかりと離婚協議書に定めたとします。
養育費を受け取る側としては、養育費を支払って貰えない場合に請求するための根拠となります。
そして、養育費を支払う側としては、離婚後の無茶な要求を断る根拠となるでしょう。
離婚後の未来は誰にも分かりませんし、養育費の他にも子供との面接交渉の条件や結婚期間中の年金など、10年もすれば思わぬトラブルや生活の変化が発生することも珍しくないです。
協議書という証拠を作成するメリットは、どちらにとっても《保険》となることではないでしょうか。
まったく同じ状況・内容の離婚など、存在しません。
たとえば、一口に財産と言っても現金預金、不動産、生命保険や骨董品まで様々なものがあるでしょう。
親権を決めたからと言って、監護権という存在をお忘れではないでしょうか?
結婚生活中に夫婦で支払っていた年金を分割できることをご存じですか?
お子様との面接交渉の条件を、回数や頻度だけで決めてしまっていませんか?
離婚の時点で話し合っておけばスムーズに決まったであろう問題が、後に大きな障害となって表れてくることがあります。
それが離婚というものです。
わずかな時間を惜しんだ結果、インターネットの雛型を使って作成した離婚協議書に穴があったとしても、仕方ないと後悔することしか手段は残されていないのです。
離婚をお考えのあなたは、今すぐにでも離婚してしまいたいのかもしれません。
でも、あなたの目的は離婚ではないですよね?
あなたの本当の目的は、離婚によって幸せになることだということを、忘れないでください。
離婚後に多いトラブルは、子供との面接交渉の詳細や養育費の支払いが多数を占めます。
これらの問題について、ご依頼人の味方となって、ご依頼人が離婚後に不利にならないような書類を作成すること。
離婚後のトラブルの予防に、まずはアーラ行政書士事務所の無料相談をご活用ください。
私たち行政書士でも、電話1本で状況を把握して完璧な離婚協議書を作ることは困難です。
どうか、インターネットの情報を鵜呑みにする前に、無料面談にてご相談ください。
今読まれている本は最新版ですか?そのインターネットの情報は正確ですか?
間違った情報が氾濫している現代では、ご自身で30分かけて得た情報が正しいとは限りませんし、正しかったとしてもそれがあなたにとって最善の方法であるとは限りません。
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